2022年8月の記事一覧
水ぼうそうが出ています
現在、下記の病気が出ています。
★水疱瘡(水ぼうそう)
かゆみのある水疱が全身に出ます。感染力が強く、あっという間に広がるので注意が必要です。日ごろから、子どもの皮膚の状態に気を配りましょう。
★登園停止期間 すべての発疹がかさぶたになるまで。
★潜伏期間:10~21日
主な症状
①米粒大の赤く盛り上がった発疹が現れる。
②赤い発疹の数が増え、胴体から全身、頭部まで広がる。
③赤い発疹が、かゆみを持った白い水疱に変わる。
④水疱が3~4日後に、黒いかさぶたになって治癒する。
合併症:搔きこわすと皮膚の細菌感染症、とびひになる場合があります。
感染経路:空気感染・飛沫感染・接触感染が考えられています。
初めは赤いポツポツだけのこともあり、37~38℃の発熱と同時に発疹が出る子ども、
熱が高くなる子、あまり出ない子など子どもによって症状が違います。
アトピー性皮膚炎患者は特に重症化しやすいので注意が必要です。
予防:予防接種→2回に分けて接種します。
接種していても感染することはありますが比較的軽く済むようです。
部屋のこまめな換気・手洗い・うがいが有効とされています。
予防接種を受けていない場合や、まだかかっていない場合は注意しましょう。
★登園できるようになる目安は、一般的に全ての水疱がかさぶたになる7~10日ほどと言われています。
★感染力の強い感染症のため、このような症状があらわれた場合は、登園を控え、早急に医療機関を受診して下さい
★水ぼうそうは出席停止の感染症です。登園は医師の指示に従ってください。
水疱瘡になった子どもの保護者の方へ
発疹を掻き壊さないように、爪を短く切っておきましょう。
口の中に水疱が出来るとしみるので、刺激が少なく消化の良い食事を勧めます。
接触から72時間以内に水痘ワクチンを緊急接種すれば、発症の防止、症状の軽症化が期待できます。