2022年9月の記事一覧
園の取り組みについて(ネイチャーゲーム)
園だよりにも、年間行事にもネイチャーゲームって書いているけど、いったい何?
というお声がたくさん聞こえてきましたので、園で初めての取り組み、ネイチャーゲームについてお話しします。
ネイチャー(自然)・ゲーム(遊び)は、
例えばこんな活動があるそうです。
・森のかくれんぼ
・森林浴のエクササイズ
・この土を探せ
・葉っぱコレクション などなど・・・
ネイチャーゲームをとおしてこんな体験をします。
「鳥の鳴き声がしたよ!」
「この花かわいい♡」
「バッタだ!すごく遠くまでジャンプしたね!」
「たくさんどんぐり集めたいな~」
「どうしてあの木は大きな穴が開いているの?」
出かける度に違う様子を見せてくれる自然の美しさ、面白さ、不思議さなど発見し、感受性が高まり、自然への興味、関心が深まります。
もしかするとこの体験から将来の昆虫博士が現れるかもしれません。
そして、私たちも自然と共に生きているということや自然の恵みに感謝するといった気持ちの芽生えにつながればと考えております。
これから、いつものお散歩とはちょっと違う、
おもしろいことを探しの自然体験に出かけていきます。
そして、それがいつものお散歩になればいいなと思います。
たくさん『宝物』をもって帰ると思いますが、
「この葉っぱオレンジと緑が混ざってきれいだね」
「ふわふわした綿毛、気持ちいいね」
「この石、つるつるだね!」
少しお付き合いいただけますと幸いです。
(さらに大変お手数ですが、さよならする時は、お子様とお話ししてからお願いします…)
初のネイチャーゲームでは初秋ならではの自然物がたくさん見られました。
たくさんの落ち葉がカシャカシャとなり、赤やオレンジに移り変わろうとしている木の葉、アベマキという種類のどんぐりが、青くて丸々と大きくなっている途中でした。
どんぐりの帽子と言えば堅いイメージですが、まだ青いアベマキの帽子は柔らかかったです。これを発見できた3歳児の女の子は、自然の不思議さに目を輝かせていました。この時期に出かけないと知ることのない貴重な経験でした。
以上
園の取り組みについて(児童虐待防止・人権擁護について)
当園での様々な取り組みについて、皆さまと直接お話をする機会があまりないので園のブログをとおして少しずつお伝えする機会がもてればと思います。
今回は、児童虐待防止のための取り組みについてです。下記のような取り組みをしています。
①児童虐待防止マニュアルの作成
②児童虐待が疑われる場合のチェックリストの作成
③7月・8月 保育の中で人権擁護のための定期的な園内研修
④7月 人権擁護のためのセルフチェックリストを実施(全保育士)
⑤9月 不適切保育予防の自主点検チェック(全職員、毎月実施)
私たちはご家庭と一緒に子育ての喜びも悩みも分かち合いながら、お子様の保育にあたっていきたいと考えています。
また、私たちは開園2年目の園で未熟なところがたくさんありますので、職員も研修し、失敗から学び、次のような園にしようと共通理解を進めています。
・物事の道理や、善悪の判断など、保育士が見本を示しながらこどもたちに知らせていくことのできるよう保育をしていきます。
・行動は注意しても人格を否定するようなことはしません。
・保育の中でこどもたちの人権が守られる保育をいたします。
・職員同士の会話もこどもたちは聞いていることを意識して会話するように配慮しています。
・先生が怖いから言うことを聞くという保育はいたしません。
・不必要な大声での注意は心の傷になりますのでしません。
・乱暴なかかわりをしません。丁寧なかかわりを心掛けます。
・少食のこどもに対しては、量を加減して完食できた喜び、苦手なものを頑張った達成感が味わえるようにかかわっていきます。
安全、安心を第一に保育をしてまいりますが、もしお気づきの点がございましたら、迅速に対応いたしますので園長、または主任にお知らせください。
くじらでよかったと言われる園になるよう努めて参りますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
以上